
甘いものは何でも好きである。洋菓子でも和菓子でも、甘いものは食べるとなんだか幸せな気分になる。
子供の頃は、餡子があまり得意ではなかったけれど、いつの間にか大好きになってしまった。同じまんじゅうでも、餡子がたっぷりつまった、ずっしりとしたまんじゅうが食べたくなる。
和菓子は洋菓子に比べてシンプルだ。そして体にも優しい気がする。油脂を使う和菓子は、かりんとうとか、揚げ饅頭とか一部であって、だいたいの和菓子は油脂は用いない。
体に悪いとされるのは、糖分と油脂分を一緒に摂取することだ。和菓子の場合は、糖分はそれなりにあるだろうけれど、バター等の油脂はあまり使わないから、その分ヘルシーといえるかもしれない。それに餡子は小豆から作られるけれど、小豆そのものは実に体にいい成分をたくさん含んでいる。
食物繊維も豊富であるし、豆類だからたんぱく質も豊富だ。
餡子に限らず、和菓子に使われる餡は、白いんげんから作られる白餡とか、きなこが入ったうぐいす餡とか、ゴマが練りこんであるゴマ餡とか様々ある。それらのどの材料も、自然由来で、体にいいものばかりだ。
昨今の市販の餡は、日持ちさせるために砂糖がたくさん入れるけれども、体に優しい精製されていない砂糖を使えば、さらに体に優しいスイーツになる。
和菓子も最近は、お洒落になってきて、カフェで食べる和菓子のパフェやサンデーなんてのは、実にカラフルにきれいに盛り付けてあって、洋菓子と遜色ない。老舗の和菓子屋さんも、最近では洋菓子とコラボレーションしたカフェ等も展開している。
和菓子の素材を使った洋菓子は、なかなかおいしそうである。洋菓子に比べて、どうしても和菓子は地味であるし、世の中がグローバル化されて、競争力が高まれば、日本の中でしか通用しない和菓子よりも、世界で通用する洋菓子の方が、巾を利かせてくるのは仕方ないことなのかもしれない。
でも、私は和菓子の世界が好きである。一種工芸細工のようなキレイな和菓子もたくさんあって、食べるのがもったいないくらいだ。